タイ向け輸出に関する日本産かんきつ類検疫条件緩和
日本の農林水産省は5月12日、タイ向け輸出に関する日本産かんきつ類の検疫条件が緩和されたと発表した。
日本産かんきつ類の生果実のタイ向け輸出では従来、病気〔Sweet Orange Scab(SOS)〕に対する防カビ処理やワックス処理が条件となっていた。
この度の条件緩和により、同処理については、以下によって代替することが可能となる。
- 生産園地での適正防除
- 植物防疫官による栽培地検査
- 選果梱包(こんぽう)施設での目視検査
防カビ処理、ワックス処理については、産地から、選果場の負担が大きいため緩和してほしいとの要望が出ており、農林水産省はタイの植物検疫当局と条件緩和に向けた協議を重ねていた。
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